2012年の11月のACT1にお越しいただいた、重要無形文化財で観世流能楽師の柴田稔さんが、滋賀県の長濱八幡宮の秋季大例祭の行事で、「薪能」を奉納されます!!「小袖曽我」という作品で、息子さんと一緒に出演されるそうです!
「小袖曽我」という作品は、仇討の物語『曽我物語』を典拠にした作品です。
父の敵・工藤祐経(すけつね)を討つため、曽我兄弟は母との今生の別れのために対面します。
弟の五郎は母が出家せよという命に背いたため勘当されていましたが、十郎の嘆願によって勘当が許されます。
兄弟は母との和解のもと、晴れて仇討ちに出かけることができるのでした。
一番の見せ場は、若い兄弟がもう生きている母の顔を見ることのないだろうとの覚悟の上で颯爽と舞う相舞(あいまい)です。
一番の見せ場は、若い兄弟がもう生きている母の顔を見ることのないだろうとの覚悟の上で颯爽と舞う相舞(あいまい)です。
ツレ役の鬼王と団三郎とは、幼少のころから曽我兄弟に仕えた兄弟の家来で、能「小袖曽我」では兄弟のお供役として最初の場面にだけ登場します。
【略歴】
柴田稔さん
1957年まれ。関西大学文学部卒業。1985年初舞台淡路ツレ、1987年初面葵上ツレ、1990年初シテ小鍛冶。披曲は、千歳、乱、石橋、道成寺、安宅。海外公演歴も世阿弥座公演他多数。能以外の出演もあり、2006年にベケット「クワッド」、 室内オペラ「絵師」2007年に朗読と能楽の世界「秘花」。自主公演会青葉の会も主催。鉄仙会理事。重要無形文化財総合指定。
小野智史さん
ACT1代表理事、バングラビジネスパ ートナーズ国内担当執行役員、Daffodil Group(Daffodil Japan IT) 国内担当執行役員、クオリティ埼玉アドバイザー、LIGHT UP NIPPON実行委員会
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