ACT1セッション 柴田稔さん×小野智史さん

2012年11月30日に、重要無形文化財の観世流能楽師の柴田稔さんに能体験をお願いし、色々、能体験とお話いただきました！

重要無形文化財には各個指定と総合指定があるそうで、いわゆる人間国宝と呼ばれるのは、各個指定つまり１人で国宝の舞などを踊れる人で、総合指定は、複数人で国宝の舞などを踊れる人のことを指すそうです。柴田さんは、後者の総合指定だそうです。

柴田さんは、関西の大学の学生の頃に能をはじめたそうです。いわゆる能楽師の家系ではなく遅いスタートだったのかもしれませんが、今や重要無形文化財の総合指定にまでなられた方です。

当日は、渋谷にある銕仙会の舞台を貸切状態でした。能の舞台は、なんというか広かったです。そして、舞台の裏や舞台の成り立ちなど色々ご説明いただいてしまいました。ちなみに、能面をかぶると、真っ直ぐ前しか見えず、足元は見えないそうです。なので、ここから何歩という感覚を頼りに判断されるそうですよ！

柴田さん、有難うございました！

最近は、ショパンと能など、伝統文化も変化していっているそうです。ショパンと能のコラボは見てみたかったですね！残念！

スピーカー　重要無形文化財、観世流能楽師　柴田稔さん

コーディネーター、ファシリテーター　　バングラビジネスパートナーズ国内担当執行役員、Daffodil Group(Daffodil Japan IT Japan)  国内担当執行役員　ACT1代表理事　小野智史